最初の一歩は「使ってみる」こと。画像生成でプロンプトの手応えをつかみ、校務プロンプトを実際に試し、 最後に自分の「時間泥棒」業務を言葉にします。ここで書いたものが、今日一日の素材になります。
全員が同じ指示を出しても、AIの答えはひとつではありません。まずはそれを目で見て確かめます。
下のプロンプトをコピーして、Gemini に貼り付けて画像を生成します。全員が同じ文面です。
同じ指示なのに、構図も色も雰囲気も違うはずです。AIの出力は「揺れる」ことを体感します。
「水彩画風で」「夕暮れの」など、1語足すだけで結果が大きく変わります。指示の解像度が出力を決めます。
なぜ桃の花?
瀬戸高校の校章は、桃の産地として知られる瀬戸町にちなんだ「桃の花と葉」のデザイン。身近な題材ほど、生成結果の「らしさ/らしくなさ」に気づけます。ここでの気づき — 同じ指示でも結果は揺れる、指示を磨けば結果が変わる — は、このあとの校務利用すべてに効いてきます。
画像の次は文章です。今日の本題である「校務」で、3つの定番プロンプトを試します。【】の中は自分の状況に置き換えてください。
試すときの約束
実在の生徒・保護者・同僚の名前や、成績・進路などの実データは入力しません。今日は架空の内容や、個人が特定できない一般的な内容で試してください。線引きの詳細は Part 3 の「守りの型」で扱います。
今日一日の素材づくりです。紙でも端末でも構いません。
「今いちばん時間を奪われている校務」を1つ書きます。分掌業務・文書・会議・集計、何でも構いません。
その業務のどの工程に時間がかかっているかを一言添えます。「文面を考える」「体裁を整える」「関係者に確認する」など。
ペアで見せ合います。「それ、うちの分掌でも同じ」が見つかれば、それは学校全体で磨ける業務です。
この紙は捨てないでください
ここで書いた業務は、Part 3 のワーク「マイ・テンプレ化」で AI に任せる部分と自分が握る部分に分解し、Part 5 の「明日の一歩」につなげます。