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体験 — AIと校務の現在地

最初の一歩は「使ってみる」こと。画像生成でプロンプトの手応えをつかみ、校務プロンプトを実際に試し、 最後に自分の「時間泥棒」業務を言葉にします。ここで書いたものが、今日一日の素材になります。

画像生成で体感する「プロンプトの力」

全員が同じ指示を出しても、AIの答えはひとつではありません。まずはそれを目で見て確かめます。

同じプロンプトで生成する

下のプロンプトをコピーして、Gemini に貼り付けて画像を生成します。全員が同じ文面です。

隣の先生と見比べる

同じ指示なのに、構図も色も雰囲気も違うはずです。AIの出力は「揺れる」ことを体感します。

1語だけ変えて再生成

「水彩画風で」「夕暮れの」など、1語足すだけで結果が大きく変わります。指示の解像度が出力を決めます。

terminal アイスブレイク用プロンプト(クリックでコピー)
満開の桃の花に囲まれた丘の上の高校の校舎の画像を生成してください。青空の下、生徒たちが登校している朝の風景で。

なぜ桃の花?

瀬戸高校の校章は、桃の産地として知られる瀬戸町にちなんだ「桃の花と葉」のデザイン。身近な題材ほど、生成結果の「らしさ/らしくなさ」に気づけます。ここでの気づき — 同じ指示でも結果は揺れる、指示を磨けば結果が変わる — は、このあとの校務利用すべてに効いてきます。

校務プロンプトを即体験

画像の次は文章です。今日の本題である「校務」で、3つの定番プロンプトを試します。【】の中は自分の状況に置き換えてください。

campaign 保護者向け通知文の下書き
次の保護者向け通知文を作成してください。 【目的】(例: 瀬戸高祭 文化の部の開催案内) 【主要事項】(例: 日時 / 場所 / 公開範囲 / 持ち物) 【トーン】丁寧、温かさ重視、A4 1枚以内、結論先出し、です・ます調
summarize 資料の3ポイント要約
次の資料を3つのポイントに要約してください。各ポイント40文字以内、です・ます調で。 【対象】 (ここに資料の文章を貼り付け)
description 会議メモから議事録
次の会議メモから議事録を以下の形式で整形してください。 【議題】 【決定事項】 【保留事項】 【次回までのアクション(担当・期日)】 【メモ】 (ここに貼り付け)
content_copy 校務プロンプト集をすべて見る

試すときの約束

実在の生徒・保護者・同僚の名前や、成績・進路などの実データは入力しません。今日は架空の内容や、個人が特定できない一般的な内容で試してください。線引きの詳細は Part 3 の「守りの型」で扱います。

「時間泥棒」の言語化

今日一日の素材づくりです。紙でも端末でも構いません。

書き出す

「今いちばん時間を奪われている校務」を1つ書きます。分掌業務・文書・会議・集計、何でも構いません。

分解する

その業務のどの工程に時間がかかっているかを一言添えます。「文面を考える」「体裁を整える」「関係者に確認する」など。

隣と共有する

ペアで見せ合います。「それ、うちの分掌でも同じ」が見つかれば、それは学校全体で磨ける業務です。

この紙は捨てないでください

ここで書いた業務は、Part 3 のワーク「マイ・テンプレ化」で AI に任せる部分と自分が握る部分に分解し、Part 5 の「明日の一歩」につなげます。

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